2008年12月17日

「僕はパパを殺すことに決めた」公判で父親が心情を吐露!

     2006年6月20日朝に奈良県で起きた医師宅放火殺人事件の加害少年の供述調書を引用したノンフィクション「 僕はパパを殺すことに決めた」2007年6月出版(講談社)について。
犯行を行った少年の精神鑑定をした医師崎浜盛三(もりみつ)被告(50)が本の著者・草薙厚子氏に調書の内容を漏らしたとして、加害少年の父親が公判で思いを吐露した。

父親「許せない」 
「長男も衝撃」と証言 奈良調書漏出

魚拓

2008年12月17日 asahi,com

 母子3人が死亡した奈良県田原本町の医師宅放火殺人事件で中等少年院送致とされた医師の長男(18)らの供述調書を大量に引用した本が出版された問題で、秘密漏示罪に問われた鑑定医の崎浜盛三(もりみつ)被告(50)の公判が17日、奈良地裁であり、告訴人の医師(49)が初めて出廷した。医師は証人尋問で、調書漏出について「なぜ捜査資料が漏れるのかと思った。どうしても許せない」と述べた。次回公判は1月14日で、本の著者の草薙厚子氏の証人尋問が予定されている。

 問題となっている本は講談社が07年5月に出版した「僕はパパを殺すことに決めた」。医師の長男が犯行に至るまでを供述調書を引用する形で説明。父親の医師が長男に勉強を強制したり、暴力をふるったりする様子や、実母との離婚などについても記述されている。長男の精神鑑定を担当した崎浜医師が草薙氏の依頼に応じ、調書の内容を漏らしたとして起訴された。

 この日の法廷で、父親の医師は本の内容について「離婚の経緯など、事件に何の関係があるのか。暴露本でしかない」と批判。面会した長男の様子について「崎浜医師のことを信用していたので、(調書の漏出に)とてもショックを受けていた」と明かしたうえで「私も医師だが、情報を丸投げするなど、信じられない。崎浜医師は子どものためになると言うが、子どものためにはまったくなっていない」と述べた。

 弁護側は「告訴は検察側からの働きかけによるもので父親の医師に告訴の意思はなく、無効だ」と主張しているが、父親の医師は「長男の更生を思って告訴した。告訴前に検察側には会っていない」と否定した。

 父親の医師は本が出版された後の07年6月、崎浜医師らを奈良地検に告訴した。公判は今年4月に始まったがいったん中断。7月以降に非公開の「期日間整理手続き」の5回の協議をし、この日再開された。

 父親の医師の証人尋問は検察、弁護側双方が申請。被害拡大を防止するため、尋問の様子が傍聴者から見えないように、ついたてで囲われた。


06213917bokuha.jpg

     本を売るためには、宣伝をするか話題になるかなのだが。この本は一時話題になり発売禁止になると思われ、ヤフーオークションで6000円8000円の価格設定で出品されていた。
本屋に行くと普通に売っていたので俺も買って読んだが、多くの部分が加害少年の精神鑑定の「調書」で、著者の草薙厚子氏の書いた部分はスター・ウォーズのR2−D2やC3POのように「狂言回し(ストリーのつなぎをする)」に過ぎず。草薙厚子氏の著書と言えるかどうか怪しいもので、半分程度読み進めて読むのを止めた。「調書」の解説書にしか過ぎない。

第1刷でかなりの数を刷ったか、講談社の計算以下しか売れなかったのか近所の本屋にはまだ並んでいる。本日、本屋でたまたま見かけていた。
「調書」には、加害少年の家の内情が多く記載されており俺の判断するところ「暴露本」でしかない。
「暴露」されたのが、少年の犯行があったとしても一般家庭で。道徳上は、かなり問題のある書籍である。
まだ、本屋に並んでいる状態で講談社は回収さえしていない。草薙厚子氏はジャーナリストを自称しておられるが。ジャーナリズムが崩壊状態の中の日本でのジャーナリストなので。本来、「大きな力」に向うべきジャーナリストとは、ほど程遠い存在でしかない。

草薙厚子氏のブログ

草薙厚子の“のほほん”事件簿

ジャーナリストに“のほほん”としてられても困るのだが……

有田芳生氏などは草薙厚子氏を擁護しておられる。

有田芳生の『酔醒漫録』
posted by akibonn at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | テキトーニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こどもは 隠そうとする大人達に期待せず 明かそうとする大人を信頼する。
今回の本で一つ残念な事は こどもの意思確認とれないまま出版した事。私はかつて殺される前に殺さなければと感じた事はあったし その危機的状況をみんなに知ってほしかった。
誰かを否定するのは簡単だが 真意を理解できる人々がいるのも事実です。
Posted by こどもたち at 2009年08月08日 18:24
この本の大半を占める「供述調書」は、崎濱盛三医師に「大きく引用は、しない」という約束の下見せてもらい。約束に反して、引用どころかデジカメ等で撮影しそのまま本にしてしまい。子供の確認どころか、崎濱盛三医師の確認さえ取っていないのです。
その責任を、崎濱盛三医師が裁判で追及されはじめたとき。草薙厚子は「情報源を隠す」どころか、自分がなんらか「偽証罪」?の責任を問われるのを恐れ「崎濱盛三医師に見せてもらった」と公表してしまったのです。
そのため、崎濱盛三医師は「秘密漏示罪」2009年4月16日に懲役4カ月執行猶予3年の判決を受けました。(控訴中)
http://homepage3.nifty.com/01/kusanagi.html

これに、関してはいかがお考えでしょうか?

情報源を、安易に公表する人間は。ジャーナリストではありません。程度の低い「三文雑誌ライター」でしかありません。しかもその「三文雑誌ライター」は、今後情報を得ることは難しくなるのです。

この事件に関しては、私の取れる多くの情報を取り判断しました。
また、この事件に関してこのブログに下記の記事があります。
2009年01月15日
「僕はパパを殺すことに決めた」調書引用講談社が決めた!草薙厚子氏
http://mahakala.seesaa.net/article/112627208.html
その記事に■調書引用は「編集者が提案」した■とあります。さて、これらの条件でどこに「真意」があるのでしょうか?何が「真意」なのでしょうか?
この事件の父と子は、これからも二人で生き続けねばならないのです。

この本を読んでいないのなら、読んでからコメントを下さい。
Posted by akibonn at 2009年08月08日 22:38
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/111378974

この記事へのトラックバック